第191回 金曜サロンスペシャル 『cafeの話、コミュニティの話、地域の話』

日 時 令和7年4月4日(金)午後6時~8時

場 所 地域振興プラザ4階 大会議室

話し手 花枝 聖さん(カフェオーナー、シンガーソングライター、稲城市観光大使)

テーマ 『cafeの話、コミュニティの話、地域の話』

参加者 20名(出演者、事務局職員を含む)

 
 
 今回の金曜サロンスペシャルは、「cafeの話、コミュニティの話、地域の話」と題して、カフェオーナーをはじめ沢山の顔を持つ花枝さんが、カフェコミュニティをテーマに楽しかったこと、苦労した経験、今考えていることをお話しされました。

 始めに自己紹介&経歴紹介(ネット検索でその一端を見ることができます)がありました。それを聞いていると花枝さんという人は、節目節目で自分の生き方を都度、自身に問いかけ、様々な行動をしてきたことがわかりました。思い立ったら即実行の人という印象を受けました。
 続いて第1部では「cafeの話」として、本日の肩書を“caféサバイバー”と称し、廃業率が5年間でほぼ100%のカフェ業界の中で13周年を迎えることができたのはなぜか?ということについてお話しされました。
 

 小休止をはさんで第2部では、「コミュニティの話、地域の話」として、まずは自身が考えるコミュニティとは、「目的を中心にそこに集まる人たち、サードプレイス的なところ」との見解を話され、その上でご自身が経営するgreen world cafeの良いところとして、自分に合う場所を見つけ、自分のペースで楽しむことができる地域のコミュニティの場になっていると思うことを語られました。
 更にカフェコミュニティを地域に活かす活動として手づくり市民まつりへの参加などで感じた「稲城市は人もまちもコンパクトで、その規模感により人を輝かせる機会を与えてくれる場があるまち」との感想を話されました。
 

 最後に今、考えていることとして、「カフェ経営は、始めるのも大変だが、やめるのも大変、簡単にはやめられない。まずは自分たちが楽しみ、その楽しんだエネルギーを地域へ流し貢献すること。人生は一度っきり、何が大切か常に考える。」と思いを語られました。
 サロンのまとめは、「そこにいる人たちと共有する時間というコミュニティが大事」ということで、参加者全員から一言ずつ感想を話してもらい、それを会場全体で共有してコミュニケーションを取り、会を締めくくられました。