10月金曜サロンスペシャル

10月3日 稲城市地域振興プラザにて

今回は 「学ぶということは?」
        ~勇気をもって一歩を踏み出すために~ 

というテーマで、稲城市社会教育委員・若葉台在住の
城 好彦さんをお招きし、お話をしていただきました。 
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城さんは大学卒業後外資系の企業に勤務され、その後国内大手の建設会社に転身し
猛烈社員として奮闘されましたが、忙しい仕事をしながらも大学に通い、法律学・経済学
英文学を学び、卒業するほどの勉強家でした。しかも仕事の経験と勉強したことをベースに
土木系の専門誌に執筆、また6冊の本も著しています。

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そんな城さんが著した本ですから、それを読んだ読者には大変勉強になり、役立っている
だろうと思いました。時間内に回覧された書物の中には英文のものまであり、普段から
学ぶということに真剣に取り組んでいるからこそ、このような書物ができるものと感心させ
られました。

今も稲城市内ではいろいろな市民活動にも参加されていますが、そのベースは、学ぶこと
によってたくさんの知識が集積され、それを生かせているからだろうと思われました。

現役時代の城さんは海外勤務も豊富で、その間、イラン・イラク戦争にも遭遇。
その時、仕事仲間と国外脱出することになり、脱出に当たってはしんがりを務めた
という貴重な体験の話もありました。

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生きて帰国できるかどうか不安な状態を経験された実体験者であることから、その経験を
いかす危機管理の研究員としても活躍されました。それは本を読んだりして学ぶのではなく
実体験として学んだことが生かされたものでした。

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学ぶということは、学校に通って学ぶことも大事だが、書物などだけでは学べない、実体験が
大切な勉強になることも多い、というお話でした。

また、たくさんの本を著している経験者でないと知り得ないような、本を執筆するに当たっての
裏話的なエピソードについても、興味深くお話しいただき、あっという間におしまいの時間に
なってしましました。