第107回 金曜サロンスペシャル 『住み慣れた稲城で暮らし続けたい』

「住み慣れた稲城で暮らし続けたい!明日があるさ」をテーマに
ⅰスター劇団(いなぎ社会福祉士会)の方々をお迎えし
平成28年2月5日(金)
午後7時~9時
地域振興プラザにて
劇を通し「成年後見制度」について学びました。
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「社会福祉士会」は福祉に関する相談の国家資格で 、いなぎ社会福祉士会は公益社団法人東京社会福祉士会に所属している稲城市在住の社会福祉士を中心に、平成19年に結成されました。 

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いなぎ社会福祉士会では、有志の方々で「ⅰスター劇団」を結成し制度について具体的にわかりやすく理解できるように9年前から各地で公演をしているそうです。

 [ストーリー ]
主人公の稲城千代さん(80歳)は、ひとり暮らしで、最近、認知症がだいぶ進んできました。 高齢者を狙った悪質商法のターゲットにもなっています。
このままでは、住み慣れた稲城で暮らし続けたいという千代さんの希望はピンチに‼
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悪質業者を追い払うホームヘルパーの活躍。 「あんしん稲城」(社会福祉協議会)の生活支援員と専門相談員の連携とサポートで、北海道の牧場に嫁いでいるひとり娘の花子さんが成年後見制度を申し立てることに。

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無事に家庭裁判所から成年後見人が選任され、安心して稲城で暮らし続けることができた千代さんは、念願の北海道旅行に旅立つことができました。

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もの忘れが進んできた親が気がかり、自分も将来が不安。
認知症などで判断能力が衰え、財産管理や契約行為を法的に支援する「成年後見制度」・・・関心はあるし、聞くこともあるけれど、内容はよく知らなかった・・・。

劇の合間に、解説者役(オードリーさん)からクーリングオフの手続き、成年後見制度の仕組みについてわかりやすい説明があり、少しわかったかな?

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劇の後の○×クイズは大体できたけど、まだまだ難しい・・・。
安心して気軽に相談できるところがあればいいね!

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劇の最後に、いなぎ社会福祉士会のテーマソング「明日があるさ」の替え歌を手話を交えて、会場の全員で合唱しました。 一体感が出てよかったな✿

住み慣れた地域にずっと住み続けるためには、いろいろなサービスや制度も必要だけど、やっぱり地域のネットワーク、地域の支え合いが大事ですね。     (O.H)