今月の金曜サロンスペシャルは、話し手に福島テツ子さんをお迎えし
「郷土の土を使った陶器づくりと風景からひねり出した俳句」について
お話をしていただきました。
福島さんは俳人で陶芸家、どちらも市の社会教育講座に参加したのが始めるきっかけだったそうです。
俳句はS47年から、陶芸はS48年からで、陶芸については、その後自宅に窯を設置するほどの熱の入れよう!
稲城にこだわり、土も稲城の土を、釉薬も梨の枝を燃やして作った梨釉を使用。
稲城の土だけで焼くと割れてしまい、最初の頃は随分苦労したそうです。
それでも頑なに稲城の土にこだわり続け、今ではその特徴を生かした作品作りに成功しています。
昨夜は稲城の土で焼いた作品を沢山持ってきて、展示してくれましたが、どれも素晴らしいデキ。
失敗を繰り返しながら、ここまでの域に到達した追求心の旺盛さとこだわりには脱帽!継続は力ですね。