令和3年11月27日に市民活動交流フェスタ2021を行いました。
サポートセンターいなぎの主催事業のなかでも大きな事業のひとつである「市民活動交流フェスタ」は、多くの市民団体に参加いただき、互いに交流を深める機会となっています。例年は会場内に模擬店を設け、参加者同士が軽食を食べながら楽しく交流していましたが、今年度はコロナ禍ということもあり、オンラインでの開催となりました。
サポートセンターいなぎでは、オンラインによるイベント開催は初めての試みでしたので、どのようにしたら参加者にとって有意義な時間を過ごすことができるのか会議で話し合った結果、講師をお呼びしてお話いただいたあと、参加者同士で交流を深めてもらおうということになりました。
講師の選定にあたっては、コロナ禍においてもオンラインでの活動を積極的に進めている浜田有里恵さん(サポートセンターいなぎ理事)に講師を依頼することに決定しました。浜田さんは、子育てをしながら稲城市など地域ネットワークを広げ、「地域団体のママごこち」、「ICBCいなぎコミュニティビジネスクラブ」等の運営に関わっている方です。
第1部の講演会では「オンラインで市民活動を推進するための秘訣」というタイトルで、コロナ禍で活動自粛を強いられている中、ICBCで知恵を出し合い、どのように取り組んだらよいのか工夫した結果、オンライン講座・ワークショップを開催し、市民活動を多様化させることができた事例をICBCの紹介とともにお話していただきました。
第2部の交流会では、参加者同士でZoomを使って交流しました。ただ自由におしゃべりするだけではなく、テーマを2つ設けて、どちらかを選んでおしゃべりしてもらうようにしました。
交流のテーマとして2つのテーマを設け、テーマ1の「コロナ禍でどのような活動をしてきたか」、テーマ2の「コロナ禍で変わったことや、チャレンジしたことなど」楽しく自由に話し合い、各グループで発表し合いました。
慣れないオンラインによるイベントでしたが、今後の活動をするうえでの大きなヒントを得ることができ、さらには参加者同士がオンラインを通しても親密な交流を実践できたことや、市民活動団体の発展および活動の活性化につなげることができたことは大きな成果になりました。
市民活動交流フェスタ2021
日時:令和3年11月27日(土)
会場:稲城市地域振興プラザ4階大会議室および自宅(Zoom参加)
参加人数:27名