日　時　令和５年６月２日（金）午後６時～８時
場　所　地域振興プラザ４階　大会議室
話し手　望月　未来さん（稲城市職員）
テーマ　「私と漫画」
参加者　１２名（出演者、事務局職員を含む）

　今回の金曜サロンスペシャルは、台風２号の影響による悪天候の中も、望月さんの漫画のお話を聞きに集まってくれた人達により、プログラム後半では途切れることなく様々な質疑のやり取りが続き、活発なサロンスペシャルとなりました。

　プログラム前半では、望月さんより、2歳くらいから絵を描き始め（本人の記憶はなく母親から聞いた話）、小学生の頃は食べることも忘れて絵を描いていて、学校では注意され、親は心配して病院に連れて行こうとしたこともあったこと。
　漫画の専門教育は受けていないが、就職する前に一度は夢に挑戦すべきと考え、大学時代に真剣に取り組む決意をして、雑誌社に作品の持ち込みを始めたこと。
　大学３年の時に少年マガジンの月例賞で最高位である佳作に入賞し、デビューに向けて担当編集者が付いて、プロ漫画家のアシスタントをしながら２年間頑張ったが一旦区切りをつけて、以前より福祉に興味もあり公務員になったこと。
　今でも毎日、必ず絵を描いていること。

　今は、雑誌の最後のページにでも自分の作品が掲載され、それを読んでくれる人がいたら「嬉しいな」という気持ちで細々とではあるが絵を描き続けていること、等々、一般には知られていない漫画業界での貴重な体験や、業界の裏話を交えて語っていただき、参加者の興味を引き付け質問が相次ぎ、懇談を深めることができました。