市民活動支援講座
「地域での『気づき』を『活動』にするためのプロセスとは?」
講師 : 広石 拓司氏
㈱エンパブリック 代表取締役
10月31日(土)
稲城市立ⅰプラザ 大会議室にて
市民活動支援講座にエンパブリック代表取締役・広石拓司氏を講師におむかえし
「地域での『気づき』を『活動』にするためのプロセスとは?」をテーマに講演をしてい
ただきました。
2年半前、広石氏の事務所の所在地である文京区で、区役所と広石氏が中心となり
「地域に何が役立ちたい あなたの出番です。」と「文京ミ・ラ・イ対話」への参加を呼び
かけたところ、100名の区民が集まり、現在50のプロジェクトが生まれ、活動している
そうです。
★ 空手道場の先生が若い子育て中のお母さんたちの悩みを知ったことから始まった
「夜9時までの子育て支援」
★ 4人の子どものいる主婦が起業した
「子育てkitchen」
など、自分とはちょっと違う人との出会いからニーズに気づき、活動が生まれた例が
あげられました。
また「困難を抱える人に友人として寄り添う」英国で最初に住民主導で作られた
ヘルスセンター「ブロムリ・バイ・ボウ・センター」の紹介もありました。
参加者同士でのトーク時間を設け、自分たちの「気づき」から「活動」するためには
何から始める?などの意見交換もしました。
①まず、まちに出よう!
②思いを口にしてみよう!(最初は伝わらなくて当然)
③「求めていること」を聴きあおう!そこから自分の出来ることも
見えてくる。
④自分の出来ることがわかれば、できないことが明確になる。
だから人とつながれる!
⑤動いたからわかるノウハウを蓄積しよう!
市民活動サポートセンターいなぎには現在80以上の登録団体があります。
お互いの活動を知ることで共同事業が生まれたり、自らの活動の幅も広がる事でしょう。
おおいにサポートセンターを利用していただければと思っています。 (S・W)