第153回の金曜サロンスペシャルは、向陽台在住、カレー研究家の小柳津新一さんを話し手にお迎えしました。
小柳津新一さんは、7年前に家族3人で稲城市に引っ越してきて以来、緑が多く自然に囲まれたまちの魅力に惹かれ、それまで大好きだったカレーに関しても、稲城市内でその活動の幅を年々広げています。
例えば、今年の1月に開催された「稲城カレースタンプラリー」では、登録されているすべての店舗を訪れ、SNSにカレーを食べた感想などを投稿し、一躍脚光を浴びることになりました。
ご自身も稲城市内のカレー店をめぐり歩き、料理の味はもちろんのこと、雰囲気や食器にいたるまでそれぞれの店の特色をチェックし、常日頃から市内のお店に足を運んでいます。
また、食べることだけでなく、スパイスを使ったオリジナルのカレーを作ることにも取り組み、稲城の飲食店でのカレーメニューの提供も手掛けるなど、積極的な活動を続けられています。
講演では、ご自身のカレーとの出会いやルーツを含めた経歴と自己紹介のあと、「カレーはなぜやみつきになるか」ということを科学的な根拠も交えてお話しくださいました。
「カレーを作る人は人生を楽しんでいる人が圧倒的に多い」、「家で作る美味しいカレー作りの5か条」など、カレー好きな人には興味をそそられるお話が満載の2時間でした。
最後に、小柳津さんの夢である「カレーのまち稲城」をいつか実現させたいということについてもお話いただきましたが、有名店の味を真似してほしいという上から目線の発想ではなく、稲城市に住んでいる皆さんがカレーをこよなく愛し、美味しいカレーが食べたいという気持ちを持つことによって、自ずと「カレーのまち」として発展していくのではないかということを強調されていました。
当日は雨天にもかかわらず多くの方たちにお越しいただき、会場は満員になりました。サプライズとしてスパイスのお土産までいただき、参加された皆さんはとても満足されていました。(Y.OGAWA)
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