「メンタルスポーツ&頭脳スポーツである競技ボウリングの世界へようこそ」と題し
4月8日地域振興プラザにて、山崎 直さんをお迎えしスポーツボウリングの魅力を
お話しいただきました。
まず驚いたことは、ボウリングはボールに力を入れて、速いボールをコントロールして
勢いよく 投げるというイメージでしたが、今回の講演でイメージを一新しました。
止まった状態からボールを投げるというイメージではなく、押し出して転がすという
イメージですということでした。
なぜスポーツボウリングが頭脳スポーツであるのかというお話の中で、昭和の頃
主にレーンの保護のために塗られていたオイルが、ボールのコントロールに大きく
影響するため、無色透明のオイルの塗り具合を見極めることが重要とのことでした。
オイルの量や塗ってある長さによってボールが滑って行く距離や、曲がり始める場所が
違い、また、投げ進めていくとオイルが削れたりボールがオイルを伸ばしたるするそうで
見えないオイルを感じ取りながら最適なボールを選ぶそうです。
最低4個は曲がり方の違うボールを持っているとのことで、それぞれのボールの特性ま
で考えてボウリングをするとは驚きでした。
オイルを見極めることにより現在のスポーツボウリングでは、ストライクが出る確率が
高くなりパーフェクトも以前より多くなったとのことです。
スポーツボウリングは弓道やゴルフのようなメンタルスポーツと言われるそうです。
プレッシャーをいかにコントロールし、また、自分にプレッシャーを与えるか、そのコント
ロールができれば練習以上の力を出すことが出来るとのことで、日頃の生活にも応用
できるお話しでした。
日頃の生活ということでは、ボウリングは有酸素運動なスポーツということで、消費カロ
リーは3ゲームで160~210kcalもあり、ウォーキングにすると80分、水泳だと25分に
相当するそうです。大変お得感を感じました。
ちなみに五十肩の予防にもなるそうです。
その他スポーツボウリングの現状やボウリングの基礎知識など、わかりやすく楽しい
お話しでした。
(T.S)