今回の金曜サロンスペシャル「けん玉道に魅せられて四段の技と多様性の話」では、けん玉の奥深さに触れた時間でした。
話し手の田中十志也さんは、北海道出身で今は若葉台にお住まいです。
ⅰまつりのけん玉大会にお子さんの付添いで、参加されたのがきっかけっだったようです。
クイズ形式で話が始まり、見る見るうちにけん玉の世界に引き込まれていきました。
けん玉には、ウォーキングと同じような運動効果と、できた時の達成感が脳の活性化につながるとのことで、老化防止で集中力を高める道具で、有名なアスリートも試合前に使っているそうです。
さらに、昔遊びのあやとり、メンコ、缶けり、けん玉を使って、これからの担い手(お子さんたち)と大人たちのコミュニケーションツールとしての有用性を聞きました。
歴史は16世紀のフランスから始まり、世界には様々なけん玉があることを知りました。
後半は実技でしたが、一筋縄ではいかぬ技術を目の当たりにしました。
特にお子さんの陽之さんは、五段の腕前でお父さんを越えていて、20歳にならないと六段は取れないので、現在最高位です。聞いた話では、六段の技はすでにできるようです。
デモでは、華麗な技を披露していただきました。
親子の競演も素敵でした。
(T.W)